『スポーツライターになろう!』

2009年10月刊/青弓社/1600円



 新しい本が出版になりましたので紹介させていただきます。

「スポーツライターになりたい」人のための本です。
といっても表面的なHOW TOではなく
むしろモラルとか姿勢といった説教臭いことから書き始めてます。
昨今の現場でのモラルハザードを目の当たりにするにつけ
書かずにはいられなかったとご理解ください。

もちろん「取材」「原稿」「企画」の三大要素については
HOW TOから実戦で役立つアドバイスまで
細かく丁寧に書いてます。

さらに実際の「原稿」だけでなく
その元になった「テープ起こし」(インタビュー起こし)なども掲載。
原稿ができあがるまでの過程も
実例を示して開示。
(「開示」といえば原稿料の相場やADカードの競争率といった業界情報も)

スポーツライターに本気でなりたい方
スポーツライターを目指そうかどうか迷っている方
スポーツマスコミに興味がある方…
ぜひ手にとってみてください。


……スポーツライターには何の資格も必要ありません。
弁護士や会計士のように国家試験があるわけでもなく、英検やTOEICのような検定制度があるわけでもない。
そればかりか学歴も問われません。
スポーツを書きたい、そう思っている人は、誰でもスポーツライターになることができます。
つまり、なりたい人がなってよい職業、「スポーツライター」とはそんな仕事なのです。

 もちろん(資格も学歴もいらないとは言っても)備えていなければならないものもあります。高くはないと言ってもハードルは存在します。越えなければなりません。
本書はそれらを身につけ、一定の水準をクリアするために書かれています。
 たとえば「スキル」。
当然、スポーツライターになるためにはスポーツライターに必要なスキルを身につけなければなりません。取材力や文章力、企画力といった技術です。
本書では、それぞれのスキルについて説明するだけでなく、身につけるためのアドバイスやヒントも示します。
心配ありません。専門的な技術といっても特別な技術ではありません。スポーツライターになりたいと本気で思っている人なら誰でも体得することができます。
……「はじめに」より抜粋



⇒ Amazon.co.jp